保険選びのポイント

保険代理店も様々。
いい代理店を選ぶ基準は?

 

 

① 専業代理店(保険のプロ)であること

 

保険代理店には、「専業代理店」と「兼業代理店」があります。
兼業代理店は、自動車ディーラーや自動車整備工場、銀行、不動産業者や建設業者、税理士、旅行代理店といったところが保険代理店を兼業しているケースです。
これらの兼業代理店が、全国の保険代理店・約20万店のうちの84%を占めています。
兼業代理店は、自分の売る商品に関連した保険を販売しているところが多く、他の保険のアドバイスは不得手です。

「専業代理店」は、保険の代理業務を専業に行っている保険代理店です。
専業代理店は、いわば保険業務のプロですから、お客様の多様なニーズへの対応力も大きく違ってきます。
保険商品は、それを効果的に活用・運用していくにはとても高度な知識と経験が求められますので、専業と兼業とでは、いざという時の対応能力についても大きな違いとなってくることがあるのです。


② 法人代理店であること

 

複数の社員がいる法人代理店の場合は、契約が会社全体で管理され、事故時の対応力も高く安心です。
保険は長期的な商品ですから、加入後も長い付き合いを考えた場合、安定した経営基盤を持つ法人代理店に任せることです。
個人代理店の場合、その人がいなくなってしまった場合、相談する相手がいなくなることがデメリットです。


③ 乗合(のりあい)代理店であること

 

「乗合代理店」と呼ばれる複数の保険会社の商品を取り扱う代理店だと選択肢も多く、お客様の要望に合わせた様々な保険商品を幅広く比較検討することが可能になります。
一方、「専属代理店」や生命保険の外交員は、一社の保険会社の商品しか扱えないため比較検討ができず、選択の幅を狭めてしまうことになります。

これら3つの要素をすべて兼ねている代理店は、全国でもほんの2%しかありません。
この2%の代理店こそが、安心して保険を任せることのできる代理店であると言えます。

 

 

 

≫請求がなければ、下りる保険金も下りない。だからこそ代理店の保険知識が重要